原発映画を作る(6)原発事故を勉強

2012年 春
昨年秋から、いろんな本を読みあさった。
同時に、ニュース番組を片っ端から録画。
原発関連の特集を集めた。
そんな中で、印象的だったのが、朝日新聞に連載された
”プロメテウスの罠”
原発事故で被災した家族をルポしたものが心に響く。
こんなふうに、被災者の目線で事故に巻き込まれて行く物語なら
観客自身が当事者となり、哀しみを見つめることができるはずだ。
しかし、再現ドラマになってはいけない。
それでは本当の恐怖や哀しみは伝わらなくなってしまう。
そのために大事なのはキャラクターだ。
ごく普通の平凡な家族が主人公であるべきだ。
パニック映画のように、科学者や報道記者が主人公で
事件を解明するものとは違う。
あれこれ考えていて、気づいた・・。
(つづく)

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