原発映画を作る(4)どんな物語が有効なのか?

2012年 春
原発事故を題材とした映画を作るなら
いろんなパターンが考えられる。
福島を舞台に311の事故をリアルに描くこと
しかし、
現段階を描いても、報道やドキュメンタリーには敵わない。
その上、マスコミもようやく、事実を報道し出している。
それを映画にしても意味がない。
大切なのは5年後。
今なら間に合う、子供たちを救える。
そのためには5年後の姿を描くことが有効だろう。
でも、それではSF映画になってしまう。
1960年代、数多くあった原爆戦争の映画のパターンだ。
日本人はSFが苦手、近い将来こうなる!といっても
リアリティを持って見ることはできないだろう。
また、5年後にどうなっているのか?
正確に予想することはむずかしい。
ウソがあってはリアリティが失われる。
では、どうすればいいのか?
(つづく)

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