原発映画を作る(1)

2012年 春
昨年の春から半年あまり。
重度の過労で、寝たきり、自宅入院状態。
5年に及んだ”青い青い空”プロジェクトで、心も体もボロボロ。
テレビを見るのさえ、やっと・・という体力。
”過労死しても、おかしくなかったんだよ!”
医者にはそう言われた。
当時は311から、まだ数ヶ月。毎日のように震災の報道があった。

そんな中で興味を持ったのが原発事故だ。
入院状態で見るテレビ。
政府関係者、専門家は口を揃えてこういっていた。
”放射能は漏れていない”
”水素爆発に放射能は含まれていない”
”メルトダウンはしていない”
そこから興味を持ち、原発事故について勉強を始めた
やがて・・。
政府発表や学者の発言、全てウソだったことが分かる。
僕が動けずに寝たきりになっている間に、福島第一原発から日本中に
広島型原爆の168個分の放射能
が降り注いでいたのだ。
そのことは長い月日をかけてマスコミも伝えるようになって来たが、
未だに伝えようとしない事実が。
一部の人たちしか発信しないことがある。
(つづく)

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